そもそもCrunchyrollとは
日本ではあまり馴染みのない動画配信サービスもそのはず日本ではおま国設定にされており残念ながら日本では正規の方法では視聴する事ができません。
海外では7000万人の無料会員と300万人の有料会員を抱えている大手アニメストリーミングサービスとなっています。
マスコットキャラはCrunchyroll-Himeというキャラクターで会社側で考案されたオリジナルキャラクターという訳ではなく、過去に同サイト内で開催されたマスコットキャラクターを募集するコンテストにて、アメリカ在住のDahaebaikというユーザーが考案したイラストが採用され、それを元に日本のイラストレーターであるはなぢ氏が描き起こした。
ファンからの愛称は「Hime(ヒメ)」
日本で確認できるものとしては、けものフレンズの第8話にモブキャラとしてゲスト出演
2019/11/16にVTuberであるキズナアイとのコラボ動画が公開されています。
(公式では初音ミクと友達という設定もあります。)
最初は海賊サイトだった。
立ち上げは2006年9月。当初はアニメ投稿サイトであり、主として日本アニメのファンサブが投稿されていた。これらは著作権を侵害する行為であるが、サイトは急成長を続けていった。他の特徴としては、フォーラムやチャットができることが挙げられる。
こうした中で、日本法人を設立しアニメ会社と提携について交渉。自サイトの違法動画を削除、動画投稿サイトにおける違法投稿の検出ソフトの提供などを行い、ついにテレビ東京との契約(日本放映の1時間後に動画配信。キー局でこのスタイルは世界初)にこぎ着けた。これをきっかけに、GDH、東映などとも契約。提携企業側としても、違法配信の抑制、新たな販路の開拓を期待しているという。
wikiより引用
2006年といえばテレビの画面アスペクト比は横縦比は4:3であり、当時放送していたアニメは「コードギアス一期、銀魂一年目、ネギま!?(シャフト版)、Kanon、ふたりはプリキュアSplash☆Star」といった作品が並びます。当時はまだガラケーが主流で今のように回線も安定しない年からの開始となっています。(YouTubeの最初の動画は2005/04/23公開)
当初海賊サイトあった要因としては話は逸れますがYouTubeの
【JETRO】シリーズ「日本のアニメ 次の一手」 VODから広がる“新”海外市場
にてサウジアラビアからの来場者の方のコメントで
(ファンは)定期的に正規のサービスで配信された作品を見たがっている
ただ公式の配信元がない
正規のサービスではないと知りながらインターネットで視聴する人もいる
(公式の)配信元がないために
といったコメントをしており立ち上げ年から考えるにそれも理由のひとつであったと思います。
また配信だけでなく製作にも参加しており最近の作品では「クモですがなにか?」「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」「トニカクカワイイ」「盾の勇者の成り上がり」といった作品が並びます。
アニメの種類も最近のだけではなく、旧作も充実しています。
またコメント機能もついているので独自のコミュニティもあります。
動画だけでなく、漫画も配信しており、Himeちゃんのオリジナル4コママンガも配信されています。
アニメの最新情報や関連情報も配信しているので私のようなアニメ好きにはとてもありがたいです。
親会社は米国の大手通信会社であるAT&Tとなっています。
そして今回2020年11月2日の報道によると、ソニーは「(Crunchyroll)」を買収する方向で、親会社のAT&Tと「最終交渉」に入ったという。
Nikkei Asiaはこのニュースを報じた。ソニーは最近、非常に高い人気を誇るこのストリーミングサービスの買収において独占的に交渉する権利を得て、1000億円以上の金額で買収する予定だ。取引の一環として、ソニーは1000を超えるクランチロールのアニメ作品群を取り込み、コンテンツの拡充を図ると報道されました。
私個人としては上記のような理由から趣味銘柄のひとつとして所有していたので今回のニュースは少し残念です。(まぁだからといって売却するといった事はしませんが。)
買収先であるソニーのティッカーシンボルは「NYSE: SNE」の米国株ですが日本では購入できないので併せて残念なところです。