去年(2021年)から今年にかけて、バズワードであるNFTは、暗号資産系専門サイトから日本の公共放送局NHKが説明するほどの熱気を感じるほどですから、詳しくは知らないけれど単語自体は知っている人は多いのではないでしょうか?
詳しい説明は、NHK特集記事が分かりやすいのでリンクを貼っておきます。
【3記事でわかるNFT】 NFTって何? デジタルアート市場が急拡大!
さて本題は、人類歴史から学ばない問題ですね。
NFTブームは2018年頃に起きた仮想通貨バブル崩壊前の雰囲気と同じようにビンビンと感じます。
この記事を書いている日付からバブル崩壊から5年程しか経っていないのにも関わらず、
周りの熱気に押されてスケベ心を出してNFTで一山当てようとしているそこのキミ!
あなたはカモです。
『どうせ乗り遅れて僻んでそういう事を言っているんでしょ?』と思うかもしれませんが、実は筆者自身も2019年頃にNFTと、ほぼ同じ技術(ERC20)で作ったことがあります。
嘘ではないと証明するためにetherscanURLとMetamaskウォレットスクリーンショットを残しておきます。
ごまかしが通用しないブロックチェーン技術はこのような時こそ、誰でも真正証明が出来て便利ですね。
イーサリアムネットワークトークンURL
https://etherscan.io/token/0xb5f00d76318533f99a3ff6cc5c08a34871f58af3
ここで質問です。
もしも筆者自身が適当にコピペして描いたNFTで紐付けられた絵をUNCで支払うNFTアートをあなたは買いますか?
今なら交換レートで、1UNC=10000円から取引しますよ…
あなたが正気であれば1円でも買いたくないですよね。1円どころか価値の無いゴ○だもん。上の例え話は極端で分かりやすいですが、巷で盛り上がっているNFT界隈は、法律が十分に整備されていないことを良いことに全く同じ手口・買い煽り文句が飛び交っていて、有名・無名だろうと関係無く詐欺まがいの取引が平然と行われている市場です。誰だって、どこの馬の骨ともわからないモノに虎の子を差し出したくはないでしょう。つまりそういう事です。
NFTは技術に精通したエリートによる「マルチ商法」に過ぎないとの指摘(リンク先:GIGAZINE)
2018年頃もビットコインの次世代を狙うと意気込んでいたアルトコインブームや仮想通貨で資金調達するICOブームも、時代の徒花となって消えていきました。
言葉は悪いのですが、売る商品の姿かたちが変わっても自分より○鹿を見つけて高値で売ることと何ら変わりはないのです。
NFTの根幹部分であるブロックチェーン技術に期待して買っているのであればまだいいのですが、技術そのものではなくNFTに付けられた『値段』しか見ていないのであれば危険信号です。
自分は他人より上手く立ち回れると考えるのであれば、これ以上は止めませんがバブルには必ず終わりがあるので自己責任で。周囲の人達に勧めるのも厳禁です。