株式投資は『推し活』と例える(個別株編)

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クラウドワークス

著名な経済学者ジョン・メイナード・ケインズが、株式市場における投資家の行動パターンを表す例え話に『美人投票』と例えました。
投票で勝つ側に立つには、彼曰く『自分が最も美人だと思う人よりも、多数の人に最も好まれる人を選ばなければならない
『美人投票』の初出は、彼の代表作『雇用・利子および貨幣の一般理論』(1936年)の経済学書で、今から半世紀以上前に発表しました。

彼が残した美人投票の例え話は、現代の金融市場でも型は多少違えど本質は変わりません。
筆者自身は、アイドルオタクでないので間違っている箇所もあるかもしれませんが、今回は株式投資は、『推し活』と似通った部分があると個人的に思っていたのでまとめてみます。

個別株投資は単推し応援
個別株投資=1つの上場企業に対して投資をすること
単推し=特定の1人のアイドルを応援をすること
いきなり質問ですが、みなさんのスマホは、どのメーカーを使っているのでしょうか?
よっぽどのこだわりが無ければApple社のiPhoneと答える人がほとんどではないでしょうか。
iPhoneと答えた人に質問です。なぜあなたは、数ある中のスマホメーカーからiPhoneを選んで購入したのですか?
購入の決め手は、性能が高い・使い勝手が良い・デザインが好きでも何でもいいのですが、実はこれも購入による投票行為(応援)であると例えることもできるのです。
ケインズおじさん的に言えば、周りを見渡してみんなが長期に渡ってiPhoneを使っているのであれば自分の選り好みを問わずAppleの株は買い(応援)になります。
例として出したApple社の過去チャートで表すと(2022年4月現在)
グラフだけを見ても長期的に右肩上がりの株価で、継続的に最高値を更新していて成長している優良株(トップアイドル)だと、株式投資を経験していない人でも一目瞭然で理解できると思います。
推し活の単推しや株式投資で個別株をするにしても、やっぱりファン(投資家)であるならば、期待に答えてくれて長期的に伸びしろのある子(企業)を応援(投資)したいものですね。

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