同一アバター固定で、干支メイドを全員作ってみた話
― AI生成でどこまで一貫性は保てるのか?
AIでキャラクターを作っていると、よく言われることがある。
「結局、毎回別のキャラになるんじゃないの?」と。
そこで今回は、同一アバターを完全に固定したまま、
「干支メイド」というテーマだけを変え続けたらどうなるのかを試してみた。
顔立ちも、体型も、比率も変えない。
変えるのは、衣装・小物・背景、そして干支というモチーフだけ。
その条件で制作を進めた結果、
想像以上に「同じキャラのまま、きちんと違いが出る」という感触が得られた。
なぜこの検証をやろうと思ったのか
AIでキャラクターを生成していると、
「その都度、別キャラになってしまうのでは?」
という疑問を持たれることが多い。
確かに、条件を緩くすればするほど、
出力されるキャラクターは毎回別人に近づいていく。
そこで今回は、逆に制約を強めたらどうなるのかを試すことにした。
- 同一アバターを完全に固定
- 顔立ち・体型・比率は変更しない
- テーマだけを変え続ける
その題材として選んだのが、「干支メイド」というモチーフだった。
今回の基準アバターについて
今回使用したアバターは、
シリーズ全体を通して完全に同一のものを使用している。
固定した要素
- 顔立ち(目・輪郭・表情の癖)
- 体型・頭身・比率
- 髪色と配色構造
- キャラクター全体のシルエット
一貫性の検証が目的である以上、
「毎回微妙に違う」状態では意味がない。
そのため今回は、
キャラクターの核となる部分には一切手を入れない
というルールを設けた。
メイドシリーズの制作ルール
変更OKとした要素
- メイド服のデザイン差分
- 配色
- 小物・装飾
- 背景
- 干支モチーフの演出
変更NGとした要素
- 顔立ち
- 体型
- 比率
- キャラクターそのものの印象
あくまで、
「同じキャラが、異なる役割や雰囲気を纏っている」
という状態を目指した。
干支メイドのビジュアル展開
この条件で制作を進めた結果、
全12種の干支メイドを作ることになった。
- 子:知恵・記録寄り
- 丑:力仕事・土台
- 寅:護衛・威圧感
- 卯:軽やか・補助
- 辰:象徴的・格
- 巳:静・管理
- 午:移動・速度
- 未:癒し・調整
- 申:技術・作業
- 酉:時間・合図
- 戌:忠誠・警備
- 亥:突進・突破
外見の方向性は大きく変えているが、
一目で同じキャラクターだと分かるラインは保たれている。
一貫性についての所感
制作を通して感じたのは、
変えない部分を明確にすれば、AIでも一貫性は保てるということだった。
- 髪の流れ
- 目の印象
- 全体のシルエット
これらが揃っていれば、
衣装や背景が変わってもキャラクターは崩れにくい。
逆に、最初にこの軸を曖昧にすると、
どれだけ枚数を重ねても積み上がらない。
同じ顔であることについて
今回のシリーズでは、
全員がほぼ同じ顔立ちをしている。
これについては、個人的には
「クローン技術によって生み出された存在」
という設定を重ねることで、
表現としての違和感はかなり薄れると感じている。
ただし本記事では、
あくまで制作・検証ログとしての記録に留め、
世界観や設定の詳細には踏み込まない。
今後について
今回は、同一アバター固定という条件で、
どこまで表現の幅が出せるのかを試した。
結果として、差分は成立し、
キャラクターとしての一貫性も保たれた。
今後は、
世界観や設定側の整理、
動画(Sora2)での表現なども含めて、
別の形で展開していく予定だ。








