- 決済・送金アプリ「Kyash」をご存知でしょうか。
私はこの「Kyash」を2年近く利用していますが、メリットとデメリットについて紹介していきます。目次 - Kyashとは
- Kayshのメリット・デメリット
- Kayshの種類
- Kayshの登録方法
- Kayshの利用方法
■Kyashとは
出典: Kyash 公式
Kyashは、株式会社Kyashが提供する、決済・送金アプリです。
アプリからVisaプリペイドカードを発行することができ、クレジットカードなどからKyash残高にチャージします。
Kyashの残高は、ネット上のVisa加盟店や、街のVisa加盟店で使うことができます。
また、Kyashアプリを入れている人同士なら、送金し合うこともできます。
送金されたお金は、Kyashの残高として、Visa加盟店で使うことができます。
Kyashのメリット
ポイントがたまる
・Kyashは、決済金額に応じて、1%のKyashポイントが付与されます。
・ポイントは、アプリから1ポイント=1円でKyash残高へチャージすることができます。
・Kyashをクレジットカードに紐づけて支払えば、クレジットカードのポイントと、Kyashのポイントを二重取りすることができます。
さらにポイントカードなどと合わせると三重することが可能なります。
また、キャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗では、さらに最大5%のポイントが付与されます。
このキャッシュレス・消費者還元事業は、中小・小規模事業者で5%、フランチャイズ店舗で2%の還元を受けることができるというものです。
このキャッシュレス・消費者還元事業は、クレジットカードのポイントや、Kyashのポイントと同時に受け取ることができます。
※キャッシュレス・消費者還元事業が2020年6月末で終了し対象店舗にて5%還元が終了します。
送金できる
・Kyashのアプリを入れている人同士なら、送金ができるというのもKyashのメリットです。
送金は、紐づけられたクレジットカードか、あらかじめチャージされたKyash残高から送ります。
送金されると、Kyash残高にお金が入ります。
メッセージも送ることが可能なのでやりとりするのに便利です。
送金された残高は、Visaカードとして使うことができます。
もちろん、もらった残高を他の人に送金することもできます。
履歴も残り、即日反映で安心
Kyashは、決済をすると、すぐにアプリに通知が届きます。
Kyashの利用明細は、いつでも確認することができます。
また、月間の利用金額も確認することができます。
カード設定、カードロック、カード情報
よくクレジットカードは使い過ぎるという方がいらっしゃいますが、カード設定から上限額や支払い方法なども選択できる為使いすぎる心配がいりません。
もしも紛失された等の場合もアプリよりカードロックすることが可能です。
カード情報もアプリより確認できます。
Kyashには3種類のカードがある
Kyashには、3種類のカードがあり利用する用途によってご利用することが可能です。
- Kyash Card Virtual(旧バーチャルカード)
- 無料で作れる
- オンライン決済のみ
- ポイント還元は0.5%
- 利用上限額は低い
- Kyash Card Lite(旧リアルカード)
- 発行手数料は300円
- ネットや国内の街のお店で使える
- ポイント還元は0.5%(2020年5月1日より)
- 利用上限額は普通
- Kyash Card(新カード)
- 発行手数料は900円
- 国内外のネットや街のお店で使える
- IC決済(接触・非接触)に対応
- 利用上限額は高い
- ポイント還元は1%
- 本人確認書類が必要
※個人的には2020/06/11よりセブンイレブンにて非接触決済が開始されコンタクトレスマークが搭載されているKyash Card(新カード)をオススメします。
Kyashのデメリット
もちろんデメリットもあります。
・一部利用できないサービス
・payシリーズと連携できない
・Kyash Card(新カード)を発行の際には本人確認書類を2点用意する必要がある。
一部利用できない場所については公式より以下の内容となっています。
利用できないVisa加盟店がありました
Visaカードが使える世界中のオンライン店舗の中でも、下記お支払いにはご利用いただけません。
- ・月額・継続契約の利用料金のお支払い
- 毎月の継続的なお支払いや、自動更新手続き(契約)が発生する加盟店などでご利用いただけません。
- 公共料金/電話料金/衛星放送・CATV視聴料/インターネットプロバイダー利用料/WiMAXサービス利用料/新聞購読料(電子版含む)/保険料/レンタルサーバ/ウオーターサーバ定額サービス/通信教育/各種月会費など
- 商品の一部が含まれる場合にもご利用いただけない場合がございます。
- ・ガソリンスタンドでのお支払い
- ・高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払い
- ・一部の航空会社でのお支払い、また機内販売(オフライン)でのお支払い
- ・一部ホテル(ホテル内施設を含む)でのお支払い
- ・各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い
- nanacoクレジットチャージ/楽天Edy/Vプリカ など
- ・その他
- ご利用先の利用環境や弊社の定めによりご利用いただけない場合がございます。
・payシリーズと連携できない
・payシリーズと連携できないのには理由がありまして私もpaypayに登録し利用したのですが、Kyashは3Dキャリア対応していないので連携することができません。
上記のようなデメリットがありますが、それでもクレジットカードと連動するだけでも2重取りが可能です。
Kyash Card(新カード)を発行の際には本人確認書類を2点用意する必要がある。
Kyash Card(新カード)を発行の際には本人確認書類を2点用意する必要があります。
本人確認書類の詳細についてはこちらより確認可能です。
まずはダウンロードして会員登録
気になった方は、Kyashのアプリをダウンロードします。
kyashアプリのダウンロードが終わったら、アプリを開き、会員登録をします。
会員登録では、以下の情報を入力します。
- 本名
- ユーザー名
- メールアドレス
- パスワード
- 生年月日
- 電話番号
本名の入力は求められますが、公開はされません。
一方で、ユーザー名は、他のユーザーにも公開されます。
本名を偽って入力すると、アカウントの利用が制限されることがあります。本名の欄には、正しいものを入力するようにしてください。
必要事項を入力すると、登録した電話番号にSMSが送信されます。
送られてきたSMSにある認証コードをKyashアプリに入力してSMS認証をします。
上記の作業は一分ぐらいで完了します。
チャージ方法
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クレジットカードを紐づける
-
その他のチャージ方法
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セブン銀行ATM
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コンビニ
-
銀行ATM(ペイジー)
・クレジットカードを紐づける
Kyashに登録したら、Kyashにクレジットカードを紐づけます(紐付けなくても使うことができます)。
Kyashにクレジットカードを紐づけることで、Kyash残高にチャージができるようになります。
また、自動チャージを設定することで、決済・送金の際に残高が0円でも、設定されたクレジットカードから自動で不足分をチャージしてくれるようになります。
ただし、Kyashに登録できるクレジットカードは、VisaかMastercard®︎のみで、JCBカードなどは登録することができません。
- kyashの「ウォレット」タブから「カード」を選択します。
- カード情報を入力します。
以上でクレジットカードの登録は完了です。
Kyash Card・Kyash Card Lite(旧リアルカード)を発行する
一番最初に発行されるKyash Card Virtual(旧バーチャルカード)は、ネット上のVisa加盟店で支払うことができますが、実店舗(街のお店)では利用できません。
そこで、アプリから、Kyash Card・Kyash Card Lite(旧リアルカード)を申し込むことで、Kyashが実店舗でも利用できるようになります。
発行は、「ウォレット」タブからできます。
-
その他のチャージ方法
Kyashにクレジットカードを紐づけ、Kyashにリンク(自動チャージ)させてると、残高が0円でも、決済・送金で利用した分を自動でチャージしてくれます。
クレジットカードをKyashにリンク(自動チャージ)させていない方は、手動でチャージする必要があります。
Kyashは、以下からチャージすることができます。
- クレジットカード(Visa・Mastercard)
- セブン銀行ATM
- コンビニ(ファミリーマート・ローソン・ミニストップ・セイコーマート)
- 銀行ATM(ペイジー)
Kyashの利用方法
ネットのVisa加盟店で支払うには?
Kyashは、国内・海外を含むネット上のVisa加盟店で使うことができます。
Kyashをネット上で支払う方法は以下の通りです。
- お支払い画面で、クレジットカードを選択します。
- Kyashのカード情報を、お支払画面に入力します。
カード情報は、Kyashのアプリから確認することができます。
名義人は、アプリに表示されている名前(KYASH MEMBERなど)を入力します。
実店舗(街のお店)で支払うには?(Kyash Card Lite)
Kyash Card Lite(旧リアルカード)は、国内のVisa加盟店(オンライン・オフライン)と、海外のVisa加盟店(オンライン)で利用することができます。
Kyash Card Lite(旧リアルカード)は、海外の実店舗で使うことができません。
- Kyash Card Lite(旧リアルカード)をお店に提示します。
Kyash Card Lite(旧リアルカード)は、ICチップが搭載されていないので、磁気をスライドさせて支払います。
- サインを書きます。
サインを求めれらたら、カードの裏面にあるサイン通りに書きます。
サインレス取引ができるお店(コンビニなど)では、サインを書かなくてもOKです。
サインをカードの裏面に書いていない方は、お支払の前に必ず書くようにしてください。
実店舗(街のお店)で支払うには?(Kyash Card)
Kyash Card(新カード)は、国内・海外を含むVisa加盟店(オンライン・オフライン)で支払えます。
- Kyash Card(新カード)をお店に提示します。
クレジットカードで支払うことを伝え、Kyash Card(新カード)を提示します。
- 暗証番号を入力します。
Kyash Card(新カード)には、ICチップが搭載されています。 IC決済に対応している店では、カードを挿入し、あらかじめ設定した暗証番号を入力します。
コンタクトレス決済(Visaのタッチ決済)に対応しているお店では、Kyash Card(新カード)をリーダーにかざして支払います。コンタクトレス決済(Visaのタッチ決済)では、暗証番号はほとんどの場合必要ありません。
実店舗(街のお店)でQUICPay+として使うには?
Kyashは、Google PayやApple Payに紐づけることで、QUICPay+の加盟店でも支払うことができます。
- お支払いの前に、Google PayやApple PayにKyashを紐づけます。
- 店頭で、QUICPayで支払うことを伝えます。
- スマートフォンをFelica読み取り機にかざします。
最後に
この記事では、私が普段から利用している送金・決済アプリ「Kyash」にいて解説しました。
今回はコロナ禍の影響により現金からキャッシュレス化が見直されているためこの機会に見直しみるのもいいかもしれません。